このページは、家計ヒアリングシートの「STEP7-B 買い替えのご予定」を書くときの参考にお使いください。
次はどんなお車を、いくらで、何年ごとに買うのか。2つ選ぶだけで、目安が出ます。
お手元に書類をご用意いただく必要はありません。お車にお詳しくなくても大丈夫です。
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迷ったら、いまのお車と同じくらいの大きさを選んでください。あとで変えられます。
1次に乗るお車の大きさは?
2新車と中古車、どちらをお考えですか?
どれを選べばよいか決まらなくても大丈夫です。この欄が空いていると、第2回の面談で話が始められません。まずは「だいたいこのくらい」で埋めていただくのがいちばんです。ご希望は面談でうかがいながら、一緒に見直します。
いま日本でよく売れているお車の、メーカーが出している価格です。選んだ大きさの行に色が付きます。
メーカー希望小売価格(消費税込み)です。
| 大きさ | 代表的なお車 | いちばん安いもの | いちばん高いもの |
|---|---|---|---|
| 軽自動車 | N-BOX | 177万円 | 282万円 |
| コンパクトカー | ヤリス | 170万円 | 288万円 |
| ミニバン | シエンタ/ノア | 215万円 | 431万円 |
| SUV | ライズ/ヤリスクロス | 180万円 | 336万円 |
2026年9月時点。トヨタ自動車・本田技研工業の公式サイトに載っているメーカー希望小売価格です。同じ車種でも、グレード(装備の違い)と2WD/4WDで、これだけの幅があります。
大きなSUVは、これよりずっと高くなります。たとえばトヨタ RAV4 は450万〜630万円です。ご検討中のお車があれば、メーカーの公式サイトで価格をご覧ください。そこに書いてある額がいちばん確かです。
3〜5年ほど前に登録された、状態のよいものを想定しています。
中古車の「車種ごとの平均価格」は、公的な統計にも業界団体の公表資料にも見つかりませんでした。同じ車種でも、年式・走行距離・状態・装備で値段が大きく変わるため、平均という数字があまり役に立たない、という事情もあります。
そこで、Aの表のおよそ半分を目安として出しています。これは、財務省の広報誌「ファイナンス」2026年4月号に載っている新車の平均購入価格298.2万円/中古車の平均購入価格156.4万円という2つの数字から、中古車は新車のおよそ52%として計算した推計です。統計そのものではありません。
| 大きさ | 中古車の目安(推計) | ひとこと |
|---|---|---|
| 軽自動車 | 90〜145万円 | 台数が多く、選びやすいところです |
| コンパクトカー | 90〜150万円 | 同じく、台数が多いところです |
| ミニバン | 110〜225万円 | 3列目の使用感で値段が変わります |
| SUV | 95〜175万円 | 年式の新しいものは値落ちが小さめです |
本当の相場を知りたいときは、実際に売られている車を見るのがいちばん確かです。下の2つのサイトで、車種名(たとえば「N-BOX」)と年式を入れて検索すると、いま売りに出ている車の値段がそのまま並びます。5台か10台見れば、相場の感じがつかめます。
どちらも中古車の情報サイトです。FPオフィス かなめとは関係がありません。お店の紹介や仲介はしておりません。
上のAとBは車両の価格だけです。買うときは、これに「諸費用」が乗ります。お店の見積書で、車両価格とは別にまとめられている部分です。
| 大きさ | 新車のとき | 中古車のとき 車検が残っている場合 | 中古車のとき 車検が切れている場合 |
|---|---|---|---|
| 軽自動車 | 8〜11万円 | 6〜11万円 | 9〜14万円 |
| コンパクトカー | 11〜14万円 | 7〜12万円 | 11〜16万円 |
| SUV | 13〜16万円 | 7〜12万円 | 12〜17万円 |
| ミニバン | 14〜17万円 | 7〜12万円 | 13〜19万円 |
中身は2つに分かれています。ひとつは法定の分——自動車重量税・自賠責保険・登録の手数料・車庫証明・リサイクル料金・ナンバープレート代・自動車税の月割。すべて法律で決まった額なので、お店によって変わりません。もうひとつはお店の代行の分——登録や車庫証明の手続きの代行、納車の費用など。こちらは相場で、お店によって変わります。
中古車で分かれ目になるのは、車検が残っているかどうかです。残っていれば重量税と自賠責はかかりません。切れていれば、車検を取り直す費用がまるごと乗ります。中古車をご検討の方は、「車検あり」か「車検なし」かを必ずご確認ください。
エコカー減税が使える新車なら、ここから2万〜5万円ほど下がります。重量税が免税または軽減になるためです。いま売れているハイブリッド車の多くが対象です。
2026年3月31日に環境性能割が廃止されました。以前より諸費用は下がっています。「車両価格の1割」という昔の目安は、いまは少し高すぎます。
調査によって7年から13年まで幅があります。どれかが正しいのではなく、調べていることが違います。
迷ったら「13年ごと」でお書きください。
次のお車を「何年後に買い替えたい」というご希望があれば、 STEP7 買い替えのご予定の「次はいつ頃(西暦)」の欄にお書きください。 ご希望のほうが、統計より優先されます。
| 何を調べたか | 年数 | 調査 |
|---|---|---|
| 一台の車が、廃車になるまで使われた年数 | 13.35年 | 自動車検査登録情報協会(令和7年3月末・軽自動車を除く乗用車) |
| 買い替えた方が、前の車に乗っていた年数 | 9.4年 | 内閣府「消費動向調査」令和8年3月実施(二人以上の世帯・乗用車) |
| 前の車を新車で買った方の、持っていた年数 | 7.3年 | 日本自動車工業会「2025年度 乗用車市場動向調査」 |
| 前の車を中古で買った方の、持っていた年数 | 7.1年 | 同上 |
短い周期で買い替える方は、1回あたりの金額が小さくなります。いまのお車を下取りに出したぶん、次のお車の代金から引かれるためです。
いっぽう、動かなくなるまで乗る方は下取りにほとんど値が付かないので、お車の値段がそのままかかります。下の「5 生涯でかかる総額の目安」は、こちらに合わせて計算しています。下取りを引かず、お車の値段をそのまま使っている、という意味です。
「1」で選んだお車で、1年ぶんの維持費です。走る距離で変わるのはガソリン代だけなので、2つ並べました。この表は参考の目安としてご確認ください。
ヒアリングシートを書くときは、いま実際にお支払いになっている額をお書きください。
| 何にかかるか | 1年に6,000km 月に500kmくらい | 1年に12,000km 月に1,000kmくらい | 中身 |
|---|---|---|---|
| 自動車税 | — | — | 毎年5月ごろに届く納税通知書。法律で決まっています |
| 車検(2年に1回) | — | — | 重量税・自賠責保険・検査手数料・整備費用。2年ぶんを1年に直しています |
| ガソリン代 | — | — | レギュラー170.0円/L で計算。燃費は—km/L で置いています |
| タイヤ・バッテリー | — | — | 数年に一度の交換を、1年ぶんに直しています |
| 合計 | — | — | 駐車場代・自動車保険・ローンの返済は入っていません(下をご覧ください) |
ヒアリングシートには、この費用も必ずお書きください。ここが抜けると、家計の見通しが実際より軽く出ます。
スタッドレスタイヤと、年2回の履き替えの工賃で、年に3万〜5万円ほど。上の表には入れていません。夏タイヤとは別に、もう1セット買うことになるためです。
スタッドレスは、溝が残っていても3〜5年で交換します。ゴムが硬くなって効かなくなるためです。
初度登録から13年を超えると、自動車税と重量税がどちらも重くなります。部品の交換も増えていきます。「安く買って長く乗る」が、そのまま安上がりになるとは限らないのは、このためです。
税金・自賠責・検査手数料は法律で決まった確定値ですが、整備費用とタイヤは相場の目安です。ここに公的な統計はありません。お店とお車の状態で大きく変わります。
これから先、お車にいくらかかるのか。その総額の目安を知っていただくためのパートです。シートに書き写す数字は、ここまでで出そろっています。ここは全体をつかむためにご覧ください。
1年ぶんの維持費は10万円ちょっと。そう聞くと小さく感じますが、乗り続ける年数をかけ、買い替えの分を足すと、まとまった額になります。出るのは「お車そのもの」にかかる分だけです(駐車場代・自動車保険・ローンは、上の「4」に書いたとおり別にかかります)。
お車は、住まいの次に大きな買い物になることの多い費目です。それでいて、月々のお支払いが小さいぶん、家計の見通しからは抜け落ちやすいところでもあります。
「1年に10万円ちょっと」と「これから1,000万円」は、同じことを言っています。見え方が違うだけです。
お子さまの教育費と比べると、どちらが大きいでしょうか。第3回の面談では、この2つを並べてご覧いただきます。
見出しを押すと開きます。
2025年度(2025年4月〜2026年3月)に日本でいちばん売れたお車を、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の車名別販売台数から選びました。
軽自動車:N-BOX(198,893台)/スペーシア(163,054台)/ムーヴ(132,969台)/タント(124,103台)/ハスラー(87,529台)。
登録車:ヤリス(154,627台)/カローラ(125,932台)/ライズ(107,275台)/シエンタ(105,364台)/ルーミー(95,164台)/フリード(89,294台)/ヴォクシー(82,663台)/ノア(79,658台)/ノート(73,436台)。
「実際に多くの方が買っているお車」を並べています。おすすめしているわけではありません。
各メーカーの公式サイトに載っている、メーカー希望小売価格(消費税込み)です。2026年9月時点で確認しました。
N-BOX 1,768,800円〜2,820,400円(本田技研工業)。ヤリス 1,697,300円〜2,884,200円(トヨタ自動車)。ライズ 1,800,700円〜2,442,000円。シエンタ 2,146,100円〜3,397,900円。ノア 3,261,500円〜4,309,800円。ヤリス クロス 上限 3,355,000円。RAV4 4,500,000円〜6,300,000円(いずれもトヨタ自動車)。
参考までに、実際に買った方の平均購入価格は、日本自動車工業会「2025年度 乗用車市場調査」で331万円(300万円超が4割強)、財務省「ファイナンス」2026年4月号で298.2万円です。調査が違うので数字も違います。
価格は変わります。ご検討のときは、メーカーの公式サイトでご確認ください。
車種ごとの中古車の平均価格は、探しましたが見つかりませんでした。公的統計にも、業界団体の公表資料にもありません。
そこで、財務省「ファイナンス」2026年4月号(大臣官房総合政策課調査員 齊之平大致・伊藤祐嗣)に載っている新車の平均購入価格298.2万円/中古車の平均購入価格156.4万円から、中古車は新車のおよそ52%という比を出し、新車の価格帯にかけています。
これは推計です。平均どうしの比を、大きさごとの価格帯に当てはめたものなので、実際の相場とはずれます。当たりを付けるためのものとお考えください。
自動車検査登録情報協会「令和7年版 わが国の自動車保有動向」(令和7年3月末現在・軽自動車を除く乗用車)。廃車までの平均使用年数は13.35年、平均車齢は9.44年。長期使用が33年連続で進んでいます。このページはこの13.35年を基本にしています。
内閣府「消費動向調査」令和8年3月実施調査。二人以上の世帯で乗用車を買い替えた方の平均使用年数は9.4年です。
日本自動車工業会「2025年度 乗用車市場動向調査」(2025年9月5日〜22日調査)。前に持っていた車の平均保有期間は7.2年、うち新車で買った方は7.3年、中古で買った方は7.1年。「10年超」が3割弱です。
あとの2つが短く出るのは、どちらも「買い替えた方」に聞いた調査だからです。よく買い替える方ほど何度も調査に登場し、長く乗り続けている方は登場しません。そのぶん平均が短いほうへ引っぱられます。一台の車が生涯で何年使われたかを見る13.35年とは、数えているものが違います。
中古車の場合にこのページが9年としているのは、3〜5年落ちで買うと、13.35年のうち3〜5年ぶんがすでに過ぎているためです。
法定の分は、すべて法律で決まった額です。次を積み上げています(新車・エコカー減税がない場合、10月に登録した場合)。
自動車重量税(新車は3年分)財務省「自動車重量税の概要 主な税率」。小型・普通車は車両重量0.5トンにつき1年4,100円なので、1.0トンまでで24,600円、1.5トンまでで36,900円、2.0トンまでで49,200円。軽自動車は3年で9,900円。
自賠責保険(36か月)損害保険料率算出機構 2026年4月30日 金融庁長官への届出。2026年11月1日以降、自家用乗用自動車24,690円/軽自動車24,830円。新車は37か月で契約することが多く、その場合は1か月分ほど高くなります。
新規登録の手数料国土交通省「法定手数料変更について(令和8年4月1日)」。窓口申請で、新規検査2,400円+新規登録1,300円=3,700円。2026年4月に上がりました。
車庫証明埼玉県警察の保管場所証明申請手数料は2,100円(別に標章の交付手数料)。都道府県で額が違います。軽自動車は地域によって届出だけで済み、その場合はもっと安くなります。
リサイクル料金自動車リサイクル促進センター。シュレッダーダスト・エアバッグ類・フロン類の合計が6,000〜18,000円、これに情報管理料金130円と資金管理料金290円が加わります。車種ごとの正確な額は、各メーカーが公表しています。
自動車税の月割登録した月の翌月から3月までの分。10月登録・1.5Lなら5か月分で約12,700円。軽自動車税に月割はないので、新車を買うときはかかりません。
お店の代行の分(3〜6万円)に、公的な統計はありません。検査登録の代行、車庫証明の代行、納車費用などで、お店によって変わります。見積書でご確認ください。
環境性能割は2026年3月31日に廃止されました(令和8年度税制改正)。以前より諸費用は下がっています。
維持費は、「4」の1年あたりの額(1年に6,000km走る場合)に、運転をやめるまでの年数とお車の台数をかけています。
買い替えは、「次の買い替えは何年後ですか」を起点に、そこから買い替えの周期ごとに並べて数えています。1回あたりの金額は、車両価格のまん中あたりに諸費用を足した額です。
最後の買い替えのあと、運転をやめるまでが3年を切る場合は、その買い替えはしないものとして数えています。運転をやめる直前に買い替える方は、あまりいらっしゃらないためです。
下取りは入れていません。動かなくなるまで乗る前提なので、下取りにはほとんど値が付かないためです。早めに買い替えるご予定の方は、そのぶん少なくなります。
駐車場代・自動車保険・ローンの利息は入っていません。「4」に書いたとおりです。
警察庁「運転免許統計 令和7年版」の年齢層別の運転免許保有者数です。
70〜74歳 576万人/75〜79歳 505万人/80〜84歳 231万人/85歳以上 99万人。
75〜79歳では500万人以上の方が免許をお持ちですが、80〜84歳では半分以下に減ります。80歳前後が一つの区切りになっている、ということです。そこで初期値を75歳にしました。
ご自身のお考えで動かしてください。「80歳までは乗るつもり」「70歳で返納したい」、どちらもあります。ご予定のほうが、統計より正確です。
自動車税(総務省・埼玉県の年税額表)。自家用乗用車の年額で、2019年10月1日以後に初めて登録されたお車は 1.5Lまで30,500円/2.0Lまで36,000円。軽自動車税(船橋市・総務省)は、2015年4月1日以降に新規検査を受けたお車で10,800円。初度登録から13年を超えると、どちらも重くなります(自動車税は概ね15%増、軽自動車税は12,900円)。
自動車重量税(財務省「自動車重量税の概要 主な税率」令和8年5月1日〜令和9年4月30日)。継続車検の2年ぶんで、小型・普通車は車両重量0.5トンにつき1年4,100円、軽自動車は定額6,600円。
自賠責保険料(損害保険料率算出機構 2026年4月30日 金融庁長官への届出)。24か月・本土で、自家用乗用自動車18,560円/軽自動車18,660円。2026年11月1日から13年ぶりに値上げになりました(平均6.2%)。このページは値上げ後の額で計算しています。
検査手数料(国土交通省「法定手数料変更について」令和8年4月1日)。整備工場に出す場合、2,100円。2026年4月に1,800円から上がりました。
ガソリン価格(資源エネルギー庁「石油製品価格調査」)。レギュラー全国平均170.0円/L(2026年8月31日時点・9月2日公表)。ガソリン税の旧暫定税率(25.1円/L)は2025年12月31日に廃止されています。
車検の整備費用とタイヤの価格に、公的な統計はありません。国も自治体も調べていない領域です。ここに出している数字は、整備業者・カー用品店・タイヤ販売店が公開している価格を集めた民間サイトの集計にもとづく相場で、税金の欄とは確かさの性質が違います。
車検の整備費用は、軽自動車で約4万円、小型・普通車で約5.5万円として計算しています。実際は3万〜8万円ほどの幅があり、ディーラーは高め、整備工場やカー用品店は安めになるのが通例です。
タイヤは4本で、軽24,000円/コンパクト35,000円/SUV45,000円/ミニバン48,000円を5年で、バッテリー15,000円を4年で割っています。銘柄と購入先で倍ほど違います。
載せている理由は、書かないと空欄になるからです。数年に一度の出費は記憶に残らず、家計の見通しから抜け落ちます。「だいたいこのくらい」を入れておくほうが、ゼロにしておくより実態に近づきます。
税金・自賠責保険・検査手数料は、法律で決まった確定値です。ただしこのページでは、大きさごとに代表的な排気量・車両重量を置いて計算しています。お客様のお車そのものの額ではありません。
新車の価格はメーカーが公表している価格です。値引きや下取りは入っていないので、実際のお支払いはこれより小さくなることが多いはずです。
中古車の価格は推計です。整備費用・タイヤは相場の目安です。
税額・保険料は改定されます。このページは2026年9月時点の制度で作っています。自賠責保険料は2026年11月1日に、検査手数料は2026年4月1日に変わりました。
このページは、ヒアリングシートを書くときの参考としてお渡ししているものです。特定のお車をおすすめするものでも、見積もりの代わりになるものでもありません。
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