お車の買い替えの目安 ヒアリングシート用参考ツール

このページは、家計ヒアリングシートの「STEP7-B 買い替えのご予定」を書くときの参考にお使いください。

次はどんなお車を、いくらで、何年ごとに買うのか。2つ選ぶだけで、目安が出ます。

お手元に書類をご用意いただく必要はありません。お車にお詳しくなくても大丈夫です。

FPオフィス かなめ|家計の土台整理 ヒアリングシート用

12つ選んでください

迷ったら、いまのお車と同じくらいの大きさを選んでください。あとで変えられます。

1次に乗るお車の大きさは?

2新車と中古車、どちらをお考えですか?

1回あたりの金額
万円
STEP7-B の「1回あたりの金額」へ
何年ごとか
年ごと
STEP7-B の「何年ごと」へ
維持費(1年あたり)
買ったあと、毎年かかるお金です。1年に6,000km(月に500kmくらい)走る場合。
万円 / 年
STEP3-④ の参考に。内訳は下の「4」にあります

どれを選べばよいか決まらなくても大丈夫です。この欄が空いていると、第2回の面談で話が始められません。まずは「だいたいこのくらい」で埋めていただくのがいちばんです。ご希望は面談でうかがいながら、一緒に見直します。

2車両価格の目安

いま日本でよく売れているお車の、メーカーが出している価格です。選んだ大きさの行に色が付きます。

A新車の場合

メーカー希望小売価格(消費税込み)です。

大きさ代表的なお車いちばん安いものいちばん高いもの
軽自動車N-BOX177万円282万円
コンパクトカーヤリス170万円288万円
ミニバンシエンタ/ノア215万円431万円
SUVライズ/ヤリスクロス180万円336万円

2026年9月時点。トヨタ自動車・本田技研工業の公式サイトに載っているメーカー希望小売価格です。同じ車種でも、グレード(装備の違い)と2WD/4WDで、これだけの幅があります。

大きなSUVは、これよりずっと高くなります。たとえばトヨタ RAV4 は450万〜630万円です。ご検討中のお車があれば、メーカーの公式サイトで価格をご覧ください。そこに書いてある額がいちばん確かです。

B中古車の場合

3〜5年ほど前に登録された、状態のよいものを想定しています。

中古車の「車種ごとの平均価格」は、公的な統計にも業界団体の公表資料にも見つかりませんでした。同じ車種でも、年式・走行距離・状態・装備で値段が大きく変わるため、平均という数字があまり役に立たない、という事情もあります。

そこで、Aの表のおよそ半分を目安として出しています。これは、財務省の広報誌「ファイナンス」2026年4月号に載っている新車の平均購入価格298.2万円/中古車の平均購入価格156.4万円という2つの数字から、中古車は新車のおよそ52%として計算した推計です。統計そのものではありません。

大きさ中古車の目安(推計)ひとこと
軽自動車90〜145万円台数が多く、選びやすいところです
コンパクトカー90〜150万円同じく、台数が多いところです
ミニバン110〜225万円3列目の使用感で値段が変わります
SUV95〜175万円年式の新しいものは値落ちが小さめです

本当の相場を知りたいときは、実際に売られている車を見るのがいちばん確かです。下の2つのサイトで、車種名(たとえば「N-BOX」)と年式を入れて検索すると、いま売りに出ている車の値段がそのまま並びます。5台か10台見れば、相場の感じがつかめます。

カーセンサーで中古車を探す グーネットで中古車を探す

どちらも中古車の情報サイトです。FPオフィス かなめとは関係がありません。お店の紹介や仲介はしておりません。

C諸費用(新車でも中古車でもかかります)

上のAとBは車両の価格だけです。買うときは、これに「諸費用」が乗ります。お店の見積書で、車両価格とは別にまとめられている部分です。

大きさ新車のとき中古車のとき
車検が残っている場合
中古車のとき
車検が切れている場合
軽自動車8〜11万円6〜11万円9〜14万円
コンパクトカー11〜14万円7〜12万円11〜16万円
SUV13〜16万円7〜12万円12〜17万円
ミニバン14〜17万円7〜12万円13〜19万円

中身は2つに分かれています。ひとつは法定の分——自動車重量税・自賠責保険・登録の手数料・車庫証明・リサイクル料金・ナンバープレート代・自動車税の月割。すべて法律で決まった額なので、お店によって変わりません。もうひとつはお店の代行の分——登録や車庫証明の手続きの代行、納車の費用など。こちらは相場で、お店によって変わります。

中古車で分かれ目になるのは、車検が残っているかどうかです。残っていれば重量税と自賠責はかかりません。切れていれば、車検を取り直す費用がまるごと乗ります。中古車をご検討の方は、「車検あり」か「車検なし」かを必ずご確認ください。

エコカー減税が使える新車なら、ここから2万〜5万円ほど下がります。重量税が免税または軽減になるためです。いま売れているハイブリッド車の多くが対象です。

2026年3月31日に環境性能割が廃止されました。以前より諸費用は下がっています。「車両価格の1割」という昔の目安は、いまは少し高すぎます。

3買い替え周期の目安

調査によって7年から13年まで幅があります。どれかが正しいのではなく、調べていることが違います。

迷ったら「13年ごと」でお書きください。

次のお車を「何年後に買い替えたい」というご希望があればSTEP7 買い替えのご予定の「次はいつ頃(西暦)」の欄にお書きください。 ご希望のほうが、統計より優先されます。

何を調べたか年数調査
一台の車が、廃車になるまで使われた年数13.35年自動車検査登録情報協会(令和7年3月末・軽自動車を除く乗用車)
買い替えた方が、前の車に乗っていた年数9.4年内閣府「消費動向調査」令和8年3月実施(二人以上の世帯・乗用車)
前の車を新車で買った方の、持っていた年数7.3年日本自動車工業会「2025年度 乗用車市場動向調査」
前の車を中古で買った方の、持っていた年数7.1年同上

短い周期で買い替える方は、1回あたりの金額が小さくなります。いまのお車を下取りに出したぶん、次のお車の代金から引かれるためです。

いっぽう、動かなくなるまで乗る方は下取りにほとんど値が付かないので、お車の値段がそのままかかります。下の「5 生涯でかかる総額の目安」は、こちらに合わせて計算しています。下取りを引かず、お車の値段をそのまま使っている、という意味です。

4維持費の内訳(目安)

「1」で選んだお車で、1年ぶんの維持費です。走る距離で変わるのはガソリン代だけなので、2つ並べました。この表は参考の目安としてご確認ください。

ヒアリングシートを書くときは、いま実際にお支払いになっている額をお書きください。

何にかかるか1年に6,000km
月に500kmくらい
1年に12,000km
月に1,000kmくらい
中身
自動車税毎年5月ごろに届く納税通知書。法律で決まっています
車検(2年に1回)重量税・自賠責保険・検査手数料・整備費用。2年ぶんを1年に直しています
ガソリン代レギュラー170.0円/L で計算。燃費はkm/L で置いています
タイヤ・バッテリー数年に一度の交換を、1年ぶんに直しています
合計駐車場代・自動車保険・ローンの返済は入っていません(下をご覧ください)
⚠ 維持費の内訳に含まれていない3つの費用
駐車場代
月1万円なら年12万円、月2万円なら年24万円。上の表の維持費と同じか、それ以上になります。
→ 駐車場の契約書か、口座からの引落しの明細に、正確な額があります
自動車保険(任意保険)
年齢・等級・車両保険の有無で、人によって大きく変わります。相場を見るより、証券を見るほうが確実です。
→ 保険証券か、毎年届く「更新のご案内」に、正確な額があります
自動車ローンの返済
お借り入れがある方は、これがいちばん大きいことがほとんどです。利息の分も乗ります。
→ 返済予定表か、口座からの引落しの明細に、正確な額があります

ヒアリングシートには、この費用も必ずお書きください。ここが抜けると、家計の見通しが実際より軽く出ます。

⚠ 雪の多い地域にお住まいの方

スタッドレスタイヤと、年2回の履き替えの工賃で、年に3万〜5万円ほど。上の表には入れていません。夏タイヤとは別に、もう1セット買うことになるためです。

スタッドレスは、溝が残っていても3〜5年で交換します。ゴムが硬くなって効かなくなるためです。

⚠ 古い車ほど、維持費は上がります

初度登録から13年を超えると、自動車税と重量税がどちらも重くなります。部品の交換も増えていきます。「安く買って長く乗る」が、そのまま安上がりになるとは限らないのは、このためです。

税金・自賠責・検査手数料は法律で決まった確定値ですが、整備費用とタイヤは相場の目安です。ここに公的な統計はありません。お店とお車の状態で大きく変わります。

5生涯でかかる総額の目安

これから先、お車にいくらかかるのか。その総額の目安を知っていただくためのパートです。シートに書き写す数字は、ここまでで出そろっています。ここは全体をつかむためにご覧ください。

1年ぶんの維持費は10万円ちょっと。そう聞くと小さく感じますが、乗り続ける年数をかけ、買い替えの分を足すと、まとまった額になります。出るのは「お車そのもの」にかかる分だけです(駐車場代・自動車保険・ローンは、上の「4」に書いたとおり別にかかります)。

いま何歳ですか
何歳まで運転しますか 決めていなければ 75歳 で
歳まで
次の買い替えは何年後ですか 分からなければ 6年 で
年後
お車は何台ですか
お車そのものにかかるお金
万円
月にならすと
毎月これだけ、お車そのもののために取り分けている計算になります。
万円 / 月
1年あたりでは
維持費と、買い替えのための積み立てを合わせた額です。お車そのものの分だけです。
万円 / 年
内訳は、上の「4」の表にあります。

お車は、住まいの次に大きな買い物になることの多い費目です。それでいて、月々のお支払いが小さいぶん、家計の見通しからは抜け落ちやすいところでもあります。

「1年に10万円ちょっと」と「これから1,000万円」は、同じことを言っています。見え方が違うだけです。

お子さまの教育費と比べると、どちらが大きいでしょうか。第3回の面談では、この2つを並べてご覧いただきます。

6この数字の出どころ

見出しを押すと開きます。

FPオフィス かなめ|家計の土台整理 ヒアリングシート用参考ツール
2026年9月時点の制度・統計・価格にもとづいて作成しています。